僕はスズメ、人と暮らしています

足の不自由なスズメ の「キリン」と、スズメと初めて暮らすことになった豆さん夫婦の試行錯誤な6年11ヶ月の日々を、スズメの「キリン」が語るブログです

スズメ保育園と言葉のこと

僕が天国に行ってから豆さん夫婦は…、

お庭で一人で眠っている(埋葬されている)僕が寂しくないように、お庭にスズメを呼ぼうと画策していました。

ところが、外飼いネコ(ノラネコ)がお庭に入って来てスズメさんを襲うようになってしまい、豆さん夫婦とネコさんの追っかけっこと知恵比べが始まりました!

そして…、豆さん夫婦はノラネコさんに屈服したのでした…(+˘v˘+)

 

僕が眠っているお庭にスズメさんはもう来ません…(+TvT+)

 

でも、僕を見下ろすところにあるベランダに「スズメ食堂」がオープンしています♪

(所帯じみた背景が映り込んで、すみません…(+˘v˘+))

この写真は、コソッとやってくる大人のスズメさん。

近くの電信柱で子育てしています。

 

いつも仲良しの3羽スズメも来ます。

 

この動画はヒナチュンの集団

豆さん夫婦は「スズメ保育園」と言っています。

保育園ではいつも小競り合いが起きています。


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こういう中で、社会性が築かれていくんだろうね。

 

ところで、保護したスズメのヒナが順調に育ったので、そろそろ放鳥しようと考えている方も多いようです。

僕の経験で言うと、子供のうちに小鳥は言葉を学びます!

コレが社会性なのかもしれないけど、言葉は自然界で生活する上ではとても大事なことで、同種の群れの中で学習していくの。

 

僕は小さい時から豆さん夫婦と暮らしていたから、今ひとつスズメの言葉がわからなくて、ヒヨドリさんとセミの鳴き声が仲間の声だと思っていて、この声が聞こえたら大声で鳴きかわして喜んでいたんだ(#^v^#)…ちょっと恥ずかしいね

時々スズメさんの群れが近所に遊びに来てくれていたけど、ヒヨドリさんが「キーキーッ」って大声を上げた時に、スズメさんの群れが一気に怖がって飛び立った時には、僕の方がビックリしてキョトンとしちゃったよ(+°△°+);;

 

ヒヨドリさんは怖い鳥じゃぁないけど乱暴者なところがあるから、スズメさん達はあまり好きじゃないみたいです。

 

この出来事から2日間くらいは、僕もヒヨドリさんの声を聞いたら身を潜めていたんだ。

すぐ忘れて、またヒヨドリさんの声に大はしゃぎするようになっちゃったけどね…♪(´v`+ )

 

どの声が怖い声で、注意しなくちゃいけなくて、すぐ逃げなくちゃいけなくて…、って言うのはヒナチュンのうちに勉強するんだと思うの。

保護鳥も、仲間がたくさんいるところで放鳥されたら、きっと言葉を覚えてなんとかやっていけると思うんだ(+^v^+)

 

僕と豆さん夫婦は言葉は通じなかったけど、気持ちは通じていたから、まぁ何とかなったんだよね(#^v^#)