メーさんは子供の時から生き物が大好きでした。
ニワトリも飼っていたし、ご近所のドバトやスズメとも顔馴染みで、とても仲良しでした。
でも…、お友達が飼っていた手乗りのジュウシマツやセキセイインコは怖かったそうです…(+˘v˘+)
何が怖かったって、「脚と目」だそうです。
ポキって折れそうな細い脚に、長くて鋭い爪がついていて…
お友達は「手乗りだから人差し指出して!止まってくるよ!」と嬉しそうに言うけど、
「掴まれたら痛いよ…(心の声)」
派手な虹彩の色は、作り物の西洋人形みたいで、見つめられたら悪いことが起こりそうだ…
と、こんな事を思っていたんだって。
ところが!
僕はアンヨがゲンコツだから、メーさんに爪を立てることもなく(爪が立たない…)、手の中でも足が滑っているだけだし、虹彩は焦茶色で黒目ガチだし!
僕にとって、アンヨが悪いことはハンディキャップではあるけど、メーさんにとってはコレが良かったんだね。
世の中は見方によって、立場によって、短所も長所になるし、ウィークポイントもチャームポイントになるんだ。
…メーさんのお姉さんは僕のアンヨを見て、「いつも親指を立てて『グーッ!』てしてるみたいね!」って言ってくれたよ(+°▽°+)
僕のおかげで、メーさんの「小鳥怖い病」も治ったし、マーさんは野鳥の可愛いさに気づいたんだって。(#^v^#)