去年の5月の話で、恐縮です。(僕が拾われる一週間ほど前の訪問です)
奈良の室生寺といえば、女人禁制だった高野山に登れない女性も、ここなら詣でることが出来たことから「女人高野」と呼ばれているお寺です。
まず出迎えてくれるシンボルが、この赤い橋。
新緑も鮮やかで、ワクワク感が高まります。
橋を渡ってから振り返ると、河岸の石積みがきれいだったので、パシャリ!
軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)です。
手が8本あり、額に3っつ目の眼があります。
腰あたりのリボンみたいなのは「蛇」ですね。
金堂の横に、ひっそりと佇んでいます。
久しぶりに「ニホントカゲ」を見ました。
これは立派な大人で、20cmくらいありました。
身体が黒っぽくて、縦縞で、太陽でコバルトブルーに輝いているトカゲ(メーさんは勝手に「ニシキトカゲ」って呼んでましたが)は、ニホントカゲのお子様です。
金堂の石垣を根城にしているようです。
室生寺のシンボル、五重塔は、何年か前の台風で潰れてしまいました。(右の屋根は本堂)
周りのヒノキが暴風で倒されて、それに押しつぶされてしまったんです。
今は五重塔は再建されて、ご覧のとおりですが、周りのヒノキは伐採されてしまい、「山岳寺院」の趣は半減してしまったような.....
明るい日差しが燦々とふりそそぎ、五重塔を照らしていました.....。
この先もまだまだ石段は続くのですが....。