今から7年前、道端にうずくまっていた僕を保護した頃は、豆さん夫婦は「スズメと暮らす」なんて夢にも思っていなかったのね。
1週間か10日くらい面倒を見て、僕がご飯を食べてもう少ししっかりしたら絶対にスズメ家族の元に帰すつもりでいたの。
でも結局僕はアンヨが悪くて…
今の豆さん夫婦は密かに
「体の悪いスズメがいたらいつでも養子縁組するぞ‼︎」
って、変にやる気満々だったりして…
でもこの考えに否定的なもう一人のメーさんも心の中にいるんだって。
『キリンと暮らして、またキリンみたいな子と一緒に暮らしたいなって思うのは自分の欲だな…」って。
本当は、どんなスズメも元気で大空を飛び回って、恋をして、子育てをして、生涯を閉じるのが幸せなんだよなぁ、って思うんだって。
…でも僕は
結構幸せに暮らしたよ...(#^v^#)
(2017年5月 お風呂上がりのタオルドライ中)
僕が暮らす自治体では
「スズメを飼うことは法律違反です。たとえ自然界で生きていけないと思われる場合も、放ったらかしにしてください!自然淘汰ですから!」と言われます。
でも、障害があって自然界で生きていけないスズメを保護してヒッソリと暮らすことは罪じゃ無いと思うんだけどね。
僕が初めて行った病院の先生も
「役所なんかに言ったってねぇ.....。いろいろ言う人もいるしね。コッソリ飼っちゃえばいいんですよ。」と言っていました。
僕みたいなスズメがいたら、自治体の役人さんに見つかる前に豆さん夫婦のように優しい人に拾われることを願っているよ(+˘v˘+)