豆さん夫婦は、2年前までの11年間(2006年から2017年まで)京都に住んでいました。
一人暮らしをしていたメーさんのお父さんの面倒をみるためです。
その10年の間で、京都市内の観光客は1500万人ほど増えたようです。
移り住んだ頃は、東山方面や宇治方面にプラリと出かけて行ったりもしましたが、今はどこに行っても観光客だらけで……
「最後に祇園祭の宵山に行ったのはいつのことかしら…蒸し暑いさなか『押しくら饅頭』で 潰されそうになってから、敬遠してるわ…」
今暮らしているところは、観光客もほとんど来ない下町の住宅地です。
たまに京都に行くと、京都には川があって山があって、建物はオシャレな格子付きの町家。
川には大きな大きな樹木があって、草花もたくさん生えていて、野鳥がたくさん遊んでいて…
「あぁ、なんて美しいんだろう…!」
…雨が少なくて水量が減ってしまった賀茂川…
余談ですが、賀茂川(出町柳より北の鴨川は賀茂川と言います)は過去に何回も氾濫している川です。
北山で雨が降ると大量の水が濁流となって流れてきます。
しかし、高低差がある川なので(京都の街自体が「北が高く南が低い」とハッキリしているので)増水した水も、比較的早く引いていきます。
ただ、最近は「ゲリラ豪雨」とかで、山から石や土砂が運ばれて来て、川底が上がってきています…撮影した場所も、以前はこんなに中洲はありませんでした…
川底が上がると堤防決壊の危険度が増すので、豆さん夫婦が京都に住んでいた頃には、しょっちゅう重機が川に入って川底サライをしていました…今もそうかなぁ…
さて、
すぐそばの商店街では、たくさんのツバメが子育てをしていました。
潰されていた巣も無いわけではありませんでしたが、ほとんどの巣は、下にダンボールを張ってお客さんの迷惑にならないように工夫したりして、大切に見守られていました。
そんな場所で育ったツバメさんは、人間を見る目も穏やかで、カメラを向けても全然逃げないのですね!
ステキな関係だと思いました!
…僕とメーさんはどんな関係?(+'v'+)…