久しぶりに「豆さん夫婦の旅」シリーズをアップします。(+^v^+)
地獄をめぐって極楽浄土に行き現世に戻る、という設定はどこにでもありそうですが、ここは洞窟廻廊型とでもいうのでしょうか、雰囲気が独特で....、そして登場する石仏群がユニークで、メーさんのお気に入りの場所です。
では、この狭い入り口から、腰をかがめて中へどうぞ!
最初の空間です。
右端は人頭憧(にんずどう)といいます。
メーさんのイチオシは「馬頭羅刹」!
たくさんファンの方がおられるようで、鼻先は撫でられてツルツルだったそうです!
奥はこんな洞窟です。
極楽道の先にマーさんが写り込んでしまいました。
全体に狭い洞窟ですが、極楽道の入り口は菩提坂で、特に狭くなっています!
さて、順路はまず右の地獄道からです。
壁にも何体も石仏がはめ込まれています。
こちらは脱衣婆(だついば)。
三途の川で衣服を剥ぎ取る人です。
こちらは血の池地獄で、左が赤鬼、右が青鬼です。
地獄道をクルッと回って極楽道を行くと、外の光が見えてきました。
洞窟の壁面は手彫りで、ナマナマしさを醸し出しています。
極楽道の壁面にも、たくさんの仏様が安置されています。
外に出ました!....ホッ......
でも、極楽浄土はここではありません!
この垂直に開いた「針の耳」を登りきったところに極楽はあります。
鎖が掛かっていますが、豆さん夫婦は到底登れないので、俗世でお参りは終了したそうです。
登った人が降りてくるための階段が横についているので、そちらから極楽浄土見学に行くこともできます。