僕はスズメ、人と暮らしています

足の不自由なスズメ の「キリン」と、スズメと初めて暮らすことになった豆さん夫婦の試行錯誤な6年11ヶ月の日々を、スズメの「キリン」が語るブログです

大分県 地獄極楽

久しぶりに「豆さん夫婦の旅」シリーズをアップします。(+^v^+)

 

大分県宇佐市の「地獄極楽」の紹介です。

地獄をめぐって極楽浄土に行き現世に戻る、という設定はどこにでもありそうですが、ここは洞窟廻廊型とでもいうのでしょうか、雰囲気が独特で....、そして登場する石仏群がユニークで、メーさんのお気に入りの場所です。

 

では、この狭い入り口から、腰をかがめて中へどうぞ!

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最初の空間です。

右端は人頭憧(にんずどう)といいます。

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メーさんのイチオシは「馬頭羅刹」!

たくさんファンの方がおられるようで、鼻先は撫でられてツルツルだったそうです!

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奥はこんな洞窟です。

極楽道の先にマーさんが写り込んでしまいました。

全体に狭い洞窟ですが、極楽道の入り口は菩提坂で、特に狭くなっています!

さて、順路はまず右の地獄道からです。

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壁にも何体も石仏がはめ込まれています。

こちらは脱衣婆(だついば)。

三途の川で衣服を剥ぎ取る人です。

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こちらは血の池地獄で、左が赤鬼、右が青鬼です。

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地獄道をクルッと回って極楽道を行くと、外の光が見えてきました。

洞窟の壁面は手彫りで、ナマナマしさを醸し出しています。

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極楽道の壁面にも、たくさんの仏様が安置されています。

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外に出ました!....ホッ......

でも、極楽浄土はここではありません!

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この垂直に開いた「針の耳」を登りきったところに極楽はあります。

鎖が掛かっていますが、豆さん夫婦は到底登れないので、俗世でお参りは終了したそうです。

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登った人が降りてくるための階段が横についているので、そちらから極楽浄土見学に行くこともできます。