こんなにチビっ子な僕も、もうすぐ4才になります。
今日は少し、昔の思い出に浸りましょう…(+˘v˘+)
4年前、僕は動くことも声を上げることもできない状態で、道端に転がっていました。
お母さんもお父さんも、兄弟たちも、大きな声でずっと僕に呼びかけてくれていたんだけど…
僕だって頑張ってみんなについていこうと思ったの…
でも、屋根にも小枝にも電線にも、どこにも掴まれなくて、転がって地面に落ちちゃうんだもん…
もう、疲れちゃったんだ…
そして豆さん夫婦に拾われて、なんとか生命を繋いだんだ。
これは、拾われて10日ほど経った頃かなぁ、僕の眼差しは、まだ少し怯えていて好戦的に見えるね。
(小さい頃の写真は少ないので、きっとこの写真は以前の記事でも使ったような…)
僕は本当にチビッ子だったけど、この頃の豆さん夫婦は、まだ僕が自然界でもやっていけるんじゃないかって、イチルの望みを持っていたんだ。
窓の外には、本当の家族がやってきていたしね....
でも、僕のアンヨはいつまでたっても小枝を掴めるようにはならなかった...
これは、豆さん夫婦に拾われて1ヶ月ほどたった頃です。
豆さん夫婦は僕を養子に迎える決心をして、室内放鳥を始めまていました。
この頃に、やっと自主的にお風呂に入れるようになりました。
皮付きシードも食べているけど、まだカナリアシードはうまく食べられませんでした。
外スズメだったら、まだまだ親にご飯をオネダリしている頃ですね。
僕ももっとさし餌が欲しかったよ(+˘v˘+)
室内放鳥は順調そうに見えたけど、放鳥中にアクシデントがあって、その時から僕の「籠の鳥暮らし」が始まりました。
これは8月の写真です。
生後3ヶ月くらいですね。
鳥カゴにはムキアワが入っています。
止まり木もセットされているけど、僕にとっては部屋の飾り物だったね…(+˘v˘+)
まだチビ皿巣がなかったから、飛ぶのは皿巣に乗るときだけでした。
今まで、いろんな動物病院の先生に診ていただきました。
・カゴの中の僕を遠目に眺めて「野鳥は自然に返さないとねぇ…」と言っただけの先生。
・いかに鳥が危険な生き物かという勉強をさせられて、「除菌が終われば診察します。」と抗生剤を2週間分渡された病院。
・「いろんなこと言う人がいるからねぇ…。黙って飼っちゃえばいいんですよ。」と言って丁寧に診察してくれた先生。
・「野生動物と言えども、長く一緒に暮らしたら犬猫ペットと同じ。そう言う生き物も診察するのが獣医師の使命と思っています。」と言ってくれた先生。
バイ菌みたいな扱いを受けたこともあったけど、優しくしてくれる人もいたし、僕は元気に過ごしています♪(´v`+ )