確かに僕は巣立ちに失敗して、死にそうなところを豆さん夫婦に拾ってもらって、今も生きていられるんですけど、豆さん夫婦は僕に「雀のお恩返し」を期待しています。
「小さくて良いよ、軽くても良いよ〜。当選のジャンボ宝くじとかね〜…プフフ…」って、僕の耳元で囁いています。
コレも、豆さん夫婦の冗句なので、僕も気楽に、時々少しだけ恩返しすることにしています。
豆さん夫婦は本当に「クジ運が無い人たち」だったんですが、僕と暮らすようになって「道の駅で年末の実施していた福引で、ブルーベリー商品の詰め合わせ」「スーパーマーケットで買い物をして申し込んだ、国内温泉旅行の優待券」をゲットしました。
メーさんの入院で、国内温泉旅行の優待券は使えなかったけど、ブルーベリー商品の詰め合わせはとても喜んでくれました。
体重15グラムのチッポケな僕の恩返しは、このくらいが精一杯かな…エヘヘ…