メーさんが3泊4日で出かけてしまいました。
マーさんは朝からお仕事に行かないといけないので、鳥カゴのお掃除や僕のご飯のことや砂場やお水のこと、毎日メーさんとやっているスキンシップのことをとても心配していました。
メーさんは細かくメモを書いて、出かける1日前には、メーさんの指示を受けながらマーさんが一人で鳥カゴの掃除とご飯のことをやってくれました。
豆さん夫婦が家にいる時は、僕は1日のほとんどをリビングで過ごします。
僕はいつでも豆さん夫婦の声や気配を感じながら生活しています。
でもこの場所は一日中お日様が当たらないので、午後には短時間だけ玄関脇に移してもらって日光浴します。
僕一人でお留守番するときには朝から玄関脇で過ごします。
ここは午前中は暗いし、いつもと違う景色で、僕は落ち着きません。
メーさんがお留守の4日間、僕は昼間はここで一人で過ごしました。
マーさんが夕方に戻ってくるのが待ち遠しかったです。
そして4日目の昼、メーさんの声を聞いた時、僕は声の主がメーさんだとわかってもしばらくは信じられなくて、小皿巣で体を細くしてメーさんを凝視してしまったんだよ。
だって、僕はメーさんに捨てられらと思っていたから、まさかメーさんが目の前にいるなんて信じられなかったんだ。
「小皿巣の上から怪訝そうにメーさんを見てるんだ。」
しばらくして、本当にメーさんだとわかった時、僕は大はしゃぎでした。
メーさんを見つめながらチュインチュイン鳴き続けて、メーさんに捕まえられたら(掴まれる時は、いつもと同じように少しジタバタしたけど)すぐに眠ってしまいました。
メーさんは僕の足やお腹や羽根を触って眺めていたみたいです。
「キリンの目の周りが少し黒くなったみたいだね。」と言っていました。
「飛び方も、レパートリーが増えたね。」って言ってくれました。
「くの字飛行」とか出来るようになったんだよ。
その後、何日間か、メーさんはいつも僕に寄り添ってくれて、とても優しくしてくれていました。