僕はスズメ、人と暮らしています

足の不自由なスズメ の「キリン」と、初めてスズメと暮らすことになった「豆さん夫婦」の試行錯誤な日々を、スズメの目線で綴っています。

小鳥とのスキンシップ

僕は人間に掴まれるのは怖いです。

掴まれそうになると、身体を低くしてクチバシをパチパチ鳴らして、隙あらば噛み付く臨戦態勢です。

それでもメーさんの手が迫ってきて、捕まえられそうになったら…。

まず逃げる。そして、必死に逃げる。

そうしているうちに、恐怖心はどんどん増していって、パニック状態になってしまうこともあります。

心臓はバクバク、呼吸はプハプハ、目は見開かれてメーさんを見つめている......。

パニックになる前に優しく捕まえてくれた時は、人の手の中でも比較的落ち着いて過ごせますが、恐怖心が高まった状態で掴まれると「チュルチュルチュル…」と鳴いて、暴れてしまいます。

 

メーさんが僕を捕まえようとしている時に僕が「チュルチュル」鳴いていたら、メーさんは特に注意深く僕のことを掴んで撫でてくれます。

こういう時は、小さな音でもビクビクしてしまって、早めにスキンシップが打ち切られることも多いです。

 

メーさんは、「僕とスキンシップすることが、僕にとってストレスになって僕の寿命を縮めているのではないか?」といつも悩んでいるみたいです。

でも、仲間がいない僕は、仲間に毛繕いしてもらうこともできないし、仲間の温もりを感じることもできないので、メーさんはスキンシップをしてくれます。

メーさんが心がけていることは「『手の中は気持ちいいんだ』と僕が感じれるようにすること」だそうです。

僕は掴まれるのは怖いけど、メーさんの手の中ではぐっすり気持ちよく寝ることができるから、掴まれるときに逃げ回ってしまっても、メーさんに向かってクチバシをパチパチ鳴らすことがあっても、ずっとスキンシップは続けて欲しいなぁ。

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             「一人は寂しいよ。」