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僕はスズメ、人と暮らしています

足の不自由なスズメ の「キリン」と、初めてスズメと暮らすことになった「豆さん夫婦」の試行錯誤な日々を、スズメの目線で綴っています。

豆さん夫婦、スズメを甘やかす

キリンのご飯とお家 キリンの健康管理 豆さん夫婦の話

僕が野菜を食べるようになったのは、初めて病院に行った後からです。

それまでは、豆さん夫婦は僕に何を食べさせたらいいのか、実はあまりよくわかっていなかったみたいです。

豆さん夫婦が子供だった頃には、小鳥を飼ってる家がたくさんあって、セキセイインコや文鳥やジュウシマツには「白菜」「ハコベ」を食べさせていました。

でもまさかスズメにも白菜や小松菜や青梗菜を食べさせるとは、思いもよらなかったみたいです。

 

病院のヨッシー先生は「スズメにはいろんなものを食べさせてあげてくださいね。なるべく緑の野菜がいいですね。」と言ったので、メーさんは鳥カゴに野菜をセットしてくれるようになりました。

洗濯バサミで野菜を挟んで、鳥カゴに固定してくれたんですが、僕は足で踏ん張れないので、野菜を千切るのは苦手です。

そんな訳で、豆さん夫婦は野菜を一口サイズに千切って僕の口元に持ってきてくれるようになりました。

大きすぎて食べにくい時や、その野菜が気に入らない時(僕は白菜の柔らかい葉っぱが好きです)には、一回くわえてもそのまま床に落としたりしました。

豆さん夫婦は、僕が大きくなって青空に飛び立てるように、それでもセッセと白菜を運んでくれました。

 

結局僕は野原に帰ることはできず、豆さん夫婦の家族になりましたが、養子縁組してからの方がもっと僕を大事にしてくれるようになったんだよ。

豆さん夫婦は「どれだけ親バカ?」と自分たちを笑いながら、冷蔵庫には常に新しい白菜が入っているし(僕が食べなかったところを豆さん夫婦が食べています)、湯たんぽや電気座布団やカイロを入れて僕のお家を快適にしてくれてるし、僕が「チュチュチュ」と鳴いて鳥カゴの中を飛んで見せたら、たとえ豆さん夫婦が食事中でもリンゴやトマトやイチゴやミカンや柿など季節の果物をセッセと運んでくれています。

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