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僕はスズメ、人と暮らしています

足の不自由なスズメ の「キリン」と、初めてスズメと暮らすことになった「豆さん夫婦」の試行錯誤な日々を、スズメの目線で綴っています。

小鳥のストレス・いじめ

豆さん夫婦は生き物が好きなので、僕の日用品を買うことを口実に、ペットショップによく遊びに行っていました。

セキセイインコやオウムや文鳥の雛は、かわいいね。

ケージの中には、色鮮やかな小鳥がたくさんいてる。

 「キリンもひとりぼっちだったら寂しいだろうから、遊び相手がいたら楽しそうだね。」と言いながら、他の小鳥と僕が仲良く同居できるはずがないことも、豆さん夫婦はわかっているんだ。

かわいい姿に似合わず、鳥は縄張り意識が強かったり、序列が決まっていたりして、小競り合いは日常茶飯事なんだ。

小鳥の世界も大変なんだよ。

 

ある時ペットショップに行くと、色鮮やかな小型のフィンチ(名前は忘れちゃったんだって)の中の1羽の頭が丸坊主になって小さなハゲタカみたいになっていたんだ。

体の羽根はムクムクなのに、首から上の羽根が全部抜けてたらしい。

メーさんは「その坊主頭が可愛くて買ってしまいそうだった。」って言ってたけど、多分ストレスで毛が抜けてしまった小鳥さんのことを可哀想に思ったみたいです。

 

他の時には、これも小型のフィンチ(名前は覚えていないらしい)のお話なんだけど、一つの鳥カゴに同じ種類のフィンチが5羽くらい入っていたらしい。

止まり木は1本で、一番体の大きい鳥とその取り巻き3羽が止まっていて、一番小さな鳥さんが止まり木に止まると大きい鳥がつついて蹴って羽根で叩いて落としてしまうんだって.....、何回も何回も......。

小さな鳥さんは床網の隅っこの方で丸まっているしか居場所がないんだって。

この時もメーさんはこのおチビちゃんと養子縁組をしてしまいそうだったらしいけど、もしもこの子が僕と同居したら、まちがいなく枝に止まれない僕がいじめられるだろうから、心の中で「頑張れおチビちゃん。たくさん食べて早く大きくなって、強くなれ!」とつぶやいて帰ってきたらしい。

 

他の時には、健康そうに見える若い文鳥だったけど、本当に怯えた表情の文鳥に会ったそうです。

鳥カゴの中の止まり木の一番奥に止まっていて、ジーッとメーさんを見ていたらしい。

文鳥さんが止まっている下の床には、ウンチがピラミッドのように三角形に積み上がっていて、メーさんは「この文鳥は1日のほとんどを、鳥カゴの一番奥のこの場所で過ごしていて、移動もせず怯えているんだ。」と思ったらしい。

 

そんなこんななシーンを見てから、豆さん夫婦はあまりペットショップに行かなくなってしまった。

ペットショップの生き物さん、皆さんも1日も早く良いご家族と養子縁組ができることをお祈りしています。

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