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僕はスズメ、人と暮らしています

足の不自由なスズメ の「キリン」と、初めてスズメと暮らすことになった「豆さん夫婦」の試行錯誤な日々を、スズメの目線で綴っています。

ヨッシー先生の診察

動物病院の話 キリンのご飯とお家 キリンの健康管理 キリンのつぶやき

僕を診察室に呼んでくれたのがヨッシー先生でした。

穏やかな目をした物静かな先生でした。

僕を見るなり「小さいスズメですね」といってジーっと見つめるものだから、僕はどうしていいのかわからなくなってジタバタしてしまった。

 

メーさんは、僕を自然に返したいけどこの足が治るものかどうか、日頃の餌とか気をつけることはどんなところか、を聞いていたみたいだ。

ヨッシー先生は静かにカゴの中に手を入れてきて、あっという間に僕を掴まえてしまい、足を触ったり翼を広げてみたりお尻を覗き込んだりお腹や胸を触ったりしてた。

診断としては、足自体は骨折もしてないし指も動くけど、指を動かす腱が未発達とか小さい時に痛めてしまったとか障害があるようだ、ということだった。

そして体重測定のために僕をプラスティック製の虫かごの中に入れた。

 

今日はずっと怖いことばっかりだったけど、これも怖かった。

床は滑るし、逃げ出せそうなのに見えない壁があってぶつかるし。

怖いと僕はウンチを漏らしちゃう。虫かごの中はウンチだらけになっちゃった。

ヨッシー先生はカルテに「14グラム」と書き込んでから「検便をしましょう」と冷静に言って、僕のウンチを顕微鏡で調べ始めた。

僕はいたたまれなくて、やっぱりジタバタしてしまった。

検査の結果は、変な虫はお腹の中にはいないってことだった。

 

先生はメーさんに、「白菜や小松菜やボレー粉やミルワームを食べさせたほうがいい」「自然に返すなら少しずつ飛行訓練を始めたほうがいい」とアドバイスしてくれた。

そして僕のためにビタミン剤をくれた。

 

車に乗って怖いトンネルを抜けて家に帰る頃にはクタクタになっていました。              

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