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僕はスズメ、人と暮らしています

足の不自由なスズメ の「キリン」と、初めてスズメと暮らすことになった「豆さん夫婦」の試行錯誤な日々を、スズメの目線で綴っています。

病院に行く

拾われてから10日が経ちました。

豆さん夫婦は僕を病院に連れて行くことにしましたが、鳥を診てくれる病院って本当に少ないんです。

やっとネットで見つけた動物病院は、高速道路を使っていかないといけないところでした。

さりげなくマーさんが仕事帰りに様子を見てきてくれた話によると「びっくりした!巨大なミドリガメがローカを歩いてたよ。」

本当にいろんな生き物が診察や入院やホテルを利用してるみたいで豆さん夫婦も安心して、その病院に行くことにしました。

 

鳥かごの大きさもお医者さんに見てもらいたかったので、豆さん夫婦は普段通りの鳥カゴを段ボールに入れてタオルをかけて僕を車に乗せました。

この頃は僕は水でふやかした皮むき粟玉も少し食べられるようになっていて、もう30分おきに鳴くこともなかったから、少しのお出かけならいける体力はあったんだ。

僕はその頃もスポイドで水を飲んでいたので、メーさんはペットボトルの水とスポイドを持って行きました。

鳥カゴがダンボール箱に入った時から僕は落ち着かなくなっていたけど、車が動き始めたらもっと怖くて、僕は暴れまわっていたなぁ。

特に怖かったのはトンネルです。

音もゴーゴー響くし、急に暗くなったかと思うとトンネルのライトで明るくなって暗くなって明るくなって暗くなって。

 

とにかく怖い1時間が過ぎて、病院でタオルを外してケージを覗いた豆さん夫婦がそこに見たものは!

いつもの丸々とした僕とは別の、キリンのように細く首が伸びた僕だったんです。

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