僕はスズメ、人と暮らしています

足の不自由なスズメ の「キリン」と、初めてスズメと暮らすことになった「豆さん夫婦」の試行錯誤な日々を、スズメの目線で綴っています。

鳥カゴにに移って、一人餌の始まり

はじめは豆さん夫婦は僕を飼うつもりなんて全くなくて、一週間くらいで僕が大きくなって元気に飛べるようになったら外に放つつもりだったんです。

 

メーさんが調べたところによると「スズメを保護した時は体重が18グラムになったら放鳥の目安」らしい。

僕はそれまで体重を測ったことはなかったけど、外を飛んでる子スズメたちよりずっと小さかった僕はきっと18グラムないだろうって、豆さん夫婦は毎日たくさんのゆで卵とメジロの餌と小松菜の粉末とミルワームの粉末を混ぜて食べさせてくれました。

そして僕がスズメだってことを忘れないように、外が見えるように鳥カゴで暮らすようにしてくれました。

 

実際、毎日僕の本当のお父さんとお母さんは庭に来て僕に声をかけてくれていたから、僕もそれに答えたりしながら生活していたんだ。

だから僕が枝に止まれさえすれば、自然の中でもやっていけたかもしれません。

でも僕の指は曲がったままだったし、鳥かごの底網に足を乗せて歩くこともできないし、止まり木にも止まれないし、翼をバタつかせながら前に後ろにひっくり返りそうになりながらヨチヨチ移動するしかなかったんだ。

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この頃から「水でふやかしたムキ粟」も餌としてくれるようになりました。

それまでずっとさし餌だったのが、僕が自分で粟をつついていると、豆さん夫婦はとても喜んでくれていました。