僕はスズメ、人と暮らしています

足の不自由なスズメ の「キリン」と、初めてスズメと暮らすことになった「豆さん夫婦」の試行錯誤な日々を、スズメの目線で綴っています。

豆さん夫婦の庭

 マーさんは無口で怖そうな人だけど毎朝庭にお米を撒いてくれて、僕たちスズメの保護者的存在です。

メーさんは冬になると切ったリンゴやオレンジを庭の木の枝にさしてくれるので、スズメの他にもキジバトヒヨドリメジロシジュウカラ、ウグイス、ジョウビタキなどがやってきます。

コゲラの声が聞こえたり、一度エナガの群れがやってきた時にはメーさんが感激していたよ。

スズメはキジバトとは友好的でよく一緒にお米を食べます。

メジロシジュウカラ、ウグイス、ジョウビタキとは餌取り競争をしないので、お互いに関心なく過ごしています。

でもヒヨドリは庭にいる鳥をみんな蹴散らしてから自分だけでのんびり果物を食べたいみたいで、いつも小鳥は逃げ回っています。

ヒヨドリは体の大きなキジバトにも喧嘩を売っているよ。

どうしてもお腹が空いている時にはカラスもやってくるけれど、カラスは真上に飛び立てないので、枝が込み合っている小さな庭では逃げ場を失うのが怖くて滅多に降りてきません。

 

 マーさんは庭の木の枝に小鳥の巣箱を2つかけて、野鳥が巣作りするのを楽しみにしていたみたいだけど、巣箱が低いところにあるので野鳥は巣作りしなくてがっかりしていました。

それでも冬になると餌を食べに来る野鳥がたくさんいるから、いいらしいです。

 

ご夫婦の寝室は2階にあって、朝起きたら窓のブラインドを開けるマーさんの姿を見て、スズメたちは隣の屋根の上にやってきて、マーさんが庭に餌をまいてくれるのを今か今かと待ち構えているようです。

その中にきっと僕の本当の家族もいるんだろうなぁ。

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